耐久性について

腐食しない長期耐久性

住宅の地盤改良がクリアしなければならない課題はたくさんありますが、安定して家屋を支え続ける耐久性も重要です。
特に本工法においては白アリなどに対する対策は万全でなければなりません。
環境パイル工法は、この点でも従来の水準を上回る品質を確保できます。

JISに基づく耐候試験で60年以上の高耐久を確認

環境パイル工法はJAS製品またはAQ 認証を取得をしている工場で加圧注入保存処理をした
木材を使用する住宅地盤基礎補強の工法です。
加圧注入保存処理することで腐朽や白蟻を防ぐことができ、長い年数を経てもその品質は持続します。
エコと耐久性を併せ持つ地盤改良を実現しています。

木材保存処理

木材保存処理

腐朽や白蟻被害で有名な地域で耐久性の試験を行っております。
環境パイルと同じ薬剤を使用した試験体を埋め、それを定期的に
引き抜いて目視と強度試験にて健全性を確認します。

環境パイルの耐久性について

地中で杭を使用した場合、地表に出ている杭と異なり、耐久性が大幅に向上いたします。
それは、地中部分は劣化の条件である酸素が遮断されることにより、劣化しにくくなっているためです。
(環境パイルは辺材を使用しておりません。全て芯持ち材を使用しております。)

環境パイルの耐久性について

屋外暴露試験

耐久性についてはスギの辺材(●目)3cm×2cm×45cmに製材した試験体を地中部に約22.5cm貫入した状態で20年以上に渡り
暴露状態で放置後、試験体の腐朽状況等を比較し確認しました。(継続中)

屋外暴露試験

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耐久性促進試験 (日本工業規格JIS K 1571を応用)

土壌の中は、湿度、様々な菌、虫等が影響を及ぼす過酷な環境です。環境パイル工法では、保存処理をした試験体を用いて、耐久性試験を行い耐久度を確認しています。

湿潤試験 試験体容積の10倍の水中で8時間攪拌60回繰り返し※対抗操作1回で1年分相当乾燥試験 温度60℃の送風乾燥機内で16時間乾燥抗菌操作試験状況 強制的に腐朽菌を繁殖させた培地上に12週間過酷な条件化に放置

耐久性促進試験(試験結果)

地中で杭を使用した場合、地表に出ている杭と異なり、耐久性が大幅に向上いたします。
それは、地中部分は劣化の条件である酸素が遮断されることにより、劣化しにくくなっているためです。
(環境パイルは辺材を使用しておりません。全て芯持ち材を使用しております。)

耐久性促進試験(試験結果)