安心できる強い支持力
住宅の地盤改良に求められるのは安定した支持力とその持続です。
私たち兼松サステックが開発した環境パイル工法は、他の地盤補強工法と同程度の支持力を確保します。
本工法の特徴は土と木材の好相性から起因する周面摩擦力の大きさによるものと考えられております。
経験や勘ではなく地盤調査を実施し、必要な杭長や本数を決定します。
環境パイルの支持力は、
先端(支持層)の硬さから求められる支持力と摩擦の強さと長さ方決まる支持力を足し合わせた数値になります。
この数値を元に、構造物の重量に対して必要な本数が決まります。
となります。
こうして、対象となる構造物は安全に支えられています。
環境パイル工法と環境パイルS工法は設計方法が違うだけで、施工の手順はどちらも同じ管理項目となっております。
工場で作られた既成杭を、無回転で圧入する工法のため、セメントを使用して行われる現場打ちの杭に比べ、
固化不良等のリスクが無いことが大きな特徴です。
また、土質を選ばず短工期にて施工が可能なため、条件が揃えば1日で施工が終わるケースもあります。
施工機は、低騒音・低振動ものを使用しているため、近隣配慮型の工法としても大きく注目されております。
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地盤補強材を吊り、杭芯に合わせます。
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地盤補強材芯に合わせ、鉛直性の確認をします。
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地盤補強材を無回転圧入します。
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最初の地盤補強材を貫入し終えたら、2本目は順次、継ぎ足し圧入します。(継ぎ足しがある場合のみ)
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所定の打ち止め深度に達したら、圧入力を一定とし、試験杭から得られた目標値以上であることを確認し、打ち止めとします。
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打ち止め完了後、所定の高さで、頭部処理を行ない完了です。